Tバーリフト

昔 妙高杉野原スキー場にTバーリフトがありました。

斑尾高原スキー場にも在ったらしいのですが、訪れた時には廃止されていて実在していませんでした。

リフトとは名ばかりで、お尻にバーを引っ掛けて地べたを引きずられて上っていきます。

初めてこれに乗る人は、かなりの高確率でTバーに座ろうとして、そのままひっくり返ります。座ってはいけません。あくまでも引きずられていくリフトです。

片手でワイヤーロープをつかみ、もう片方の手でストックを持ちます。

最初はなんとか持ちこたえても引きずられたまま、坂を滑り上るわけで途中で足がもつれたり足腰に負担が掛り力尽きたところで、誰の手助けもなく雪の斜面に放りだされてしまいます。

普通のリフトならリフトから落ちたらリフトは停止しますが、Tバーリフトでは脱落者は、ほったらかしです。下手をしていると、その人がリフトに乗っていたことさえ忘れ去られます。

リフトの進路の途中に転倒者が転がっていたら邪魔なんですか、転倒者をよけて上を目指します。

板は地面についてるので、普通のスキーヤーなら上手にさけながら上がっていくのです。

たまに、転倒者と衝突しているのも見ました。Tバーリフトって、杉野原スキー場で初めてお目にかかりました。もちろんシングルリフトで、私が最初に乗り子供2人が後に続きました。

上りの斜面を引きずられるわけですから、結構足腰に負担が掛り途中で足がもつれてひっくり返りました。

子供達は大笑い、私を避け上手に終点まで上っていきました。Tバーリフトって慣れないと、なかなか難しいですわ。初めてやったから、何回も乗りました。普通のリフトとは違い地べたなので、強風にも強いです。

国道18号線でも積雪は、バスよりも高く3m以上はあります。上記の写真 妙高山です。妙高 積雪すごいです。ホームページを見る限り、杉野原スキー場のTバーリフトが廃止になっていました。

妙高杉野原スキー場は、杉野原ゾーンと三田原ゾーンに分かれていて杉野原ゾーンには、長さ3キロを超えるゴンドラがあり三田原ゾーンは第1高速クワッド2.1キロ、第2・第3高速クワッドも1.7キロを超える長大なクワッドリフトを持っていました。

ゴンドラは混むので三田原ゾーンの3本のクワッドを乗り継いで滑っていましたが、一番下の第1高速クワッドも廃止されました。第2高速クワッドの近くにTバーリフトがありました。

最高地点は、標高1,855m 距離が長く滑れ野尻湖などが見え景色も綺麗で、面白いスキー場だったのにリフトがどんどん廃止されていきます。

幻の存在。今 現存するTバーリフトってあるんでしょうか?